ハラッパ団地のコミュニティスペースで結実させた安部エリカさんの想い
ハラッパ団地・草加では、入居者や地域の方がさまざまなイベントなどを通じて交流を深めることができる「コミュニティスペース」があります。
そこでは、ハタケ部で収穫した新鮮な野菜を使った料理体験や、クラフトコーラ作り、クリスマス会などが開催されてきました。
そして、2022年12月からはハタケ部メンバーの安部さんによる「ヨガ教室」がスタートしました。
安部エリカさん一家がハラッパ団地と出会ったのは長男の未人春(みとはる)くんがまだ生まれて間もない頃でした。
ご主人の通勤に便利なところを…と1年ほど物件サイトを探しているときにハラッパ団地ができたことを知り、さっそく見学に行ってみることに。
中央に大きな芝生広場(ハラッパ)があり、外で子どもを安心して遊ばせられる環境。広大な敷地にゆったりと佇む団地ののびのびとした雰囲気。
子育てに適したこれらの環境を気に入り、さっそく入居を決めた安部エリカさん夫妻。未人春くんが1歳になる前の春のことでした。
余談ですが、安部エリカさん一家にとって新たな一歩を踏み出すことになった入居のこの日は、未人春くんが生まれて初めて立った日でもあるそうです。
なんだか不思議なめぐり合わせのようなものを感じてしまいますね。
入居した当初は週に一度、敷地内に以前あった食堂で働いていたという安部エリカさん。
残念ながら食堂はコロナの影響で閉鎖となり、その場所が現在「コミュニティスペース」として生まれ変わっています。
安部エリカさんは程なくしてハタケ部に入ることになりますが、まだまだ手のかかる年頃の子どももいて活動にどのように参加できるのか、はじめは迷いも多かったようです。
そんななか、夫婦で協力しながら模索しつつ、最初は少しずつでしたが、徐々に住民とのつながりもできるようになってきました。
もともとアパレル業界で働いてきて、ビューティーアドバイザーとしても活動されていた安部エリカさん。
販売職をするなかで心身ともにちょっと疲れたな…と感じていた頃、ヨガと出会いました。
そしてある時参加したファスティング道場で、ご自身の心と体にとてもフィットする感覚があり、「ヨガ、いいものだ」と改めて感じたそうです。
第二子となる瑶生(たまき)ちゃんを出産してからは、ほかのことを何も考えられなくなるほど子育てで手一杯になっている自分自身に気がついたそうです。
そうして自分自身の「軸」を見失いそうになっていたとき、これからの働き方や、先の人生をよりよく生きていくための方法論として、ヨガと改めて向き合うことに。
子どもたちにとってもヨガは良いもので、今とこの先の自分にとって続けていける意味を見出すこともできました。
そこからは本格的に勉強をスタート。
なんと3ヶ月で「RYT(Registerd Yoga Teacher)200」という、全米ヨガアライアンス認定インストラクターの資格を取得し、現在も勉強を続けています。
引っ越してきた当初は、地域の人や団地の住民、保育園ママなど、まわりにどんな人が暮らしているのか実は見えにくいことが多いと感じていた安部エリカさん。
ヨガを通してみんなで集まれる場所、気軽に「行ってみようかな」と思える機会を作るため、2022年12月にハラッパ団地のコミュニティスペースで「ヨガ教室」をはじめました。
ヨガ教室を始めて以来、周りの方や知り合いから続々と妊娠の報告が立て続いていると話してくれました(お話を伺った日は1か月以内に7人の報告があったそうです!)
安部エリカさんのヨガ教室には、旦那さんやお子さんたちも参加しているようで、
ここからさらにコミュニティスペースを活用して、さまざまなことをやっていきたいと考えているそうです。
今回ご紹介した安部さんのヨガ教室は、月1~2回行われています。
定員は5名までで、初心者の方でも安心してヨガを楽しみながら、身体作りを体験できます。
お外でヨガができる季節はハラッパヨガも開催したいと考えています。
新しく誰かと知り合えるきっかけの一つとして、今後より広い範囲の人に知っていただけるよう幅広く必要な方に届く様にもしていくようです。
彼女の新しいチャレンジはまだまだ始まったばかり。
安部エリカさんのヨガ教室では、今日も新たな出会いと交流が生まれているのかもしれません。
★安部さんのヨガ教室 ご予約はこちらから★→Instagram https://instagram.com/erika.yogini?igshid=YmMyMTA2M2Y=