2023年6月にハタケ部で植えた、さつまいもの収穫を行いました。
10月は秋の味覚が楽しめる季節。今回は秋の代表的な野菜でもあるさつまいもを、子どもたちも一緒に収穫しました。
さらに今の時期が植え付けに最適な、ニンニクも植え付けも実施。収穫は来年の6〜7月の予定です。
今回はさつまいもの収穫と、ニンニクの植えつけの様子をご紹介します!
さつまいもは、天ぷらや焼き芋、煮物などさまざまな料理として楽しめます。
今年は「紅あずま」「紅はるか」「シルクスイート」「ハロウィンスイート」「しろほろり」「ふくむらさき」の、6品種を栽培。
品種の違うさつまいもですが、それぞれの成長期間は、品種や地域の気候条件によって異なります。一般的には、最大で6ヶ月ほどの期間が必要です。
さつまいもの品種や気候条件によって、収穫までにかかる時間は前後しますが、一般的には植えてから収穫までに約4〜6ヶ月の時間がかかります。
発芽から苗が立つまでは、約 2 週間から 1ヶ月です。土壌温度や、湿度などの影響で、苗が立つまでの時間が変わります。
苗が立ってから収穫までは、さつまいもの品種や気候条件によって、約 3 ~ 5 ヶ月の期間が必要です。
さつまいもは地中で成長しているため、収穫のタイミングを見極めるのは少し難しいです。
地中の根やつるが枯れ、葉が黄色に変色し始めたといった変化を目安に、収穫となります。
今回も目安のサインが出てきたのを確認し、収穫となりました!
今回収穫した6品種は、それぞれ色味や味などに、特徴があります。どのような違いがあるのか、ご紹介します。
収穫をしたさつまいもは、すぐに天ぷらやお菓子へと調理したいところですが、今回は少しお預けです。
11月に開催する焼き芋大会に向けて、1か月間熟成させます。
さつまいもの熟成は、さまざまな変化を起こし、より美味しい状態で食べられる状態にするためです。
さつまいもは、熟成によってでんぷんが糖化して甘味が増すほか、風味が豊かになり、独特な香りや味が発達します。
食感にも変化が起こり、焼き芋や煮物で大切な、ねっとりとした食感へと変化します。同時に栄養素も変化し、ビタミンやミネラルの含有量が増加する場合があります。
保存性も向上するため、適切に熟成させたさつまいもは保存が効きやすくなる傾向です。
甘くてねっとりとした食感は、熟成によってさらに強くなります。ほくほくの美味しい焼き芋のためにも熟成期間は欠かせません!
今回は、ニンニクの植え付けも同時に実施しました。ニンニクは寒冷な気候を好むため、10月は植えるのに適している時期です。
ニンニクの種球を用意して、1つずつのニンニクの爪(ビン)に分けます。分球に分けた状態で、爪の先端を上に向けて深さ5〜8c、15〜20cm間隔で植え付けます。
十分なお水で乾燥しないようにしたら、鳥や害虫から守る保護ネットやカバーをかけて、終了です。
あとは育ち切るまで雑草とりなどの、定期的な手入れを実施。収穫は来年の6月〜7月です
今回はさつまいもの収穫と、ニンニクの植え付けでした!ニンニクは来年の初夏の収穫を楽しみに、今後は手入れを行います。
今回収穫した6品種のさつまいもは、このまま熟成を行い、来月の焼き芋大会にて食べ比べを実施します。次回は、楽しみな焼き芋大会の様子も、お届けします!