11月3日にハラッパ団地にて、生きもの調べを行いました!
前回大好評だった、5月に行った生きもの調べイベントの、第二弾となる秋の生きもの編です。
なんと今回は、めざましテレビの取材も入りました!
普段からよく見ている景色の中には、さまざまな生きものがいます。
どんな場所にどんな生きものがいるのか、知らないという人も多くいるでしょう。
今回は実際に畑周辺で生き物を探し、捕獲から観察、記録をしてハラッパ団地の生きものマップを作成しました。
普段生活をしている場に、どんな生きものがいるのか、今の時期はどんな生きものたちが活動しているのかを学習しました。
今回の生きもの調べのイベントにも、前回と同様にNPO法人オリザネット事務局長の、古谷愛子先生にお越しいただきました。
子どもから大人まで30名以上が集まって、畑の益虫や害虫、農業の環境保全機能部分について学習します。
当日はまず前回の振り返りと、その後の生きものの様子についてや、今回の生きものの調べ方などを確認します。
どうやって進めるのか、注意事項などを理解したうえで、各自採集スタートです。
畑の周辺で虫などの生きものがいないか、畑を荒らさないように注意しながら探していきます。
虫を捕まえたら先生のもとに持っていき、種類ごとに虫かごに分類してもらいます。
どんな虫が獲れるのか、新しい虫が獲れたかどうか、わかるまでワクワクする時間です。
捕まえた虫や生きものはどのような生態なのか、その場で解説もしてもらえるため、非常に貴重な時間となりました。
虫の種類がわかった後は、ホワイトボードに記録をします。
今回は19種類の虫を見つけられ、そのうちの4種は成虫であるとわかりました。
今回採集したのは、イナゴやコオロギなどの秋を代表する生きものはもちろん、温かい時期に見られるヤマトシジミなどです。
採取が終わった後は先生からの解説を聞いて、スケッチとマップ作りです!
実際に生きものを間近に見て、紙にスケッチしていきます。
普段はじっくりと観察する機会のない生き物を見られる、貴重な機会です。
さらに、春のイベント以降に見つけた生きものも、時間があれば描いてもらいました。
スケッチが終了したら、切り抜いて模造紙のマップに貼り付けていきます。
大きなマップの中に、秋の生きものはどのように暮らしているのかがわかり、より身近に感じられます。
マップが完成した後は今後の自主的な観察や飼育方法、調べ方についても教えてもらいます。
最後には捕まえた生きものを、元いた場所に逃して解散です。
今回参加した参加者の皆さまからは、以下のような声がありました。
「愛子先生と、また再会できて嬉しい!定期的に開催してほしい」
「夏の虫とは、また違った虫に出会えた」
「子どもたちの目がキラキラしていた。自己肯定感が上がる。虫の絵を描いてマップを作れるのは良い」
子どもはもちろん大人も楽しく、身近な生きものについて楽しく学べる機会となりました。
今後も畑にどのような生き物がいるのか、知るきっかけにつながります。
ハラッパ団地では今後も、畑や畑周辺に関するイベントの様子をお届けします!