埼玉県草加市にある「ハラッパ団地・草加」は「新しくて、あったかくて、どこか懐かしい」そんな場所を目指して生まれた「リノベーション団地」。
家族以外にも、地域の人とも思いやりのある関係を築き、家族のかたちが変わっても、ずっと見守り合えるような環境を目指しています。
そんな「ハラッパ団地」では、入居者だけでなく地域の方たちが自由に参加できるさまざまなイベントを定期的に開催してきました。
今回は、1階のコモンスペースで開催された「クリスマスパーティー」の様子をお届けします。
12月18日に行われたクリスマスパーティーでは、180センチの大きなツリーや室内の窓、壁にさまざまな飾り付けをしました。
さらに、毎週水曜日にハラッパ団地・草加でクレープを販売しているハレさんから、クレープ作りを教わってみんなでいただきました。
イベントを企画した山本さんは、「クリスマスはそれぞれのご家庭で飾り付けをして、ケーキを食べると思いますが、今回のイベントでは、家庭ではできないような大規模な飾り付けや大人数で楽しくできたらという思いで開催しました。これからも、お餅つきなど季節ごとの行事に応じた楽しいイベントができればと考えています。」とお話されました。
クリスマスパーティーが開催された「コモンスペース」は、「ハラッパ団地草加から未来につなぐ地域コミュニティ活性化プロジェクト」の一環として今年5月に誕生しました。
最近は、ママ会やお仕事で頻繁に利用されているだけでなく「ヨガの資格を取ったので教室を開きたい」「知り合いにマジシャンがいるのでイベントを開催できないか」といった相談も増えています。
今年3月にイベントを始めたばかりの頃には「入居者と地域をいかにつなげるかが今後の課題。将来的には、ハラッパ団地・草加のコミュニティから地域のスター、
入居者のスターを発掘したい」と管理会社の担当者は仰っていましたが、スターが誕生する日は近いようです。
来年も、さまざまなイベントやハタケ部の活動を通じて、仲間の輪が広がり、温かい絆が結ばれることでしょう。