埼玉県草加市にある「ハラッパ団地・草加」は、「新しくて、あったかくて、どこか懐かしい」そんな場所を目指して生まれた「リノベーション団地」。
家族だけでなく地域の人とも思いやりのある関係を築き、家族のかたちが変わっても見守り合えるような環境を目指しています。
敷地内の畑で野菜を育てる「ハタケ部」をはじめ、「未来につなぐ地域コミュニティ活性化プロジェクト」の一環としてオープンした
1号棟の101号室の「コモンスペース」で、さまざまなイベントを開催してきました。
今回は、コモンスペースで行われた「ハロウィンパーティー」と10月にオープンした「クレープ屋さん」についてレポートします。
10月22日に開催された「ハロウィンパーティー」では、シールなどを利用して、壁や窓を自由に飾り付け、
子どもだけでなく大人も楽しめるように「ジャック・オー・ランタン」を作りました。
「ジャック・オー・ランタン」を作る際に、カボチャをくり抜くとすぐに腐ってしまうので、今回は、くり抜かずに自分達で顔をデザインした折り紙をカボチャに貼って、
ハロウィンが終わるまで家に飾れるように工夫したそうです。
色鮮やかなカボチャは、お祭りなどで取り扱う果物や野菜専門の農家さんにお願いして発送していただきました。
イベントの主催者は、「ハラッパ団地と地域のみなさんの絆が一層深まったのではないでしょうか。
初めてのイベントから半年以上が経過しましたが、今回は椅子が溢れるほどの盛況振りでした。
最近は、定期的に参加するために予めスケジュールを調整してくださる方もいらっしゃるのが嬉しいです。」とハロウィンパーティーを振り返りました。
さらに、10月5日水曜日に「クレープ屋さん」のキッチンカーがオープンしました。
平日は主に西葛西にいらっしゃるそうですが、毎週水曜日の14時から18時までは「ハラッパ団地・草加」で販売しています。
お客さんは、保育園のお子さんとお母さんが中心で、売れ筋はベリーベリーチョコ。
オープンして間もないですが、家族のために5個もまとめて買って帰るお母さんもいらっしゃいました。
店主は、「毎週水曜日にクレープ屋さんが来ることを地域のみなさんが楽しみにしてもらえるようになりたいです」と今後の抱負を語りました。
今後の「ハラッパ団地・草加」のスケジュールは、11月に「焼き芋とピザ作り」、12月の「クリスマスパーティー」ではもみの木の飾り付けなどが企画されています。
年末のイベントを通じて、より一層「ハラッパ団地・草加」と地域の絆が強くなることでしょう。