埼玉県草加市にある「ハラッパ団地・草加」は、「新しくて、あったかくて、どこか懐かしい」そんな場所を目指して生まれたリノベーション団地です。
敷地内の畑で野菜を育てる「ハタケ部」を中心に、有事の時に助け合えるコミュニティ作りを目指しています。
住民同士の交流を育むイベントとして、「手作りの味噌作り体験」や5月に新しく誕生した「コモンスペース」で「ボタニカルキャンドル作り」などを開催してきました。
今回は、6月26日に開催された屋外で楽しむ「ヨガ教室」の活動をレポートします。
まだ6月にも関わらず、草加市の最高気温37度を記録。
早朝から気温が高く、屋内も検討されていたようですが、幸いにも適度な風が吹いていたため、予定通り屋外で「ヨガ教室」が開催されました。
暑い日差しが照りつけるなか、多くの親子連れが参加し、最後まで元気いっぱいヨガを楽しみました。
ヨガは、サンスクリット語の「ユジュ」が語源で、人と人、人と自然のつながりや結びつきを大切にしています。
地球と自分がつながっていることを実感する意味でも、ヨガは室内より屋外の方がメリットが多いといわれてきました。
特に「裸足になって直接大地に触れる」アーシングは、血流改善や自律神経のバランスを整えるなど、心身にとってさまざまな効果・効能があります。
講師の中村千晶さんによれば、ハラッパ団地は、場所が持っているパワーが強烈でヨガにぴったりなので、
今日習った「礼拝のポーズ」だけでも、気候が許す限り屋外でヨガを続けてほしいとのことです。
また、ヨガは一人より大勢で行う方が肉体的にも精神的にも高い効果を得られます。
講師の中村千晶さんも、最初は一人でヨガを続けてきましたが、教室に通い始めて、子育てで孤立した状態から社会とのつながりを実感できるようになり、
心身ともに充実した毎日を送るようになったそうです。
ヨガは毎日続けることで、ストレスを受けにくい身体になり、心身共に健康になれるといわれています。
病院に行くまでもない小さな不調は自立神経の乱れが原因。浅くなった呼吸を従来の深い呼吸に戻すことで、健康を取り戻せるでしょう。
最後に、「このような素晴らしい環境があるのですから、これからも簡単なポーズで良いので親子で楽しくヨガを続けてほしいです。」
と参加したみなさんにメッセージを送りました。