絵本会は紙芝居と絵本の読み聞かせに加え、大人も一緒に頭を使う間違い探しという盛りだくさんの内容でした。また、今回はハタケ部の畑に立てる看板作りも行いました。
ハラッパ団地の絵本会では、図書館などで行われる絵本会やおはなし会にはない、ハラッパ団地ならではの特徴があるとのこと。
その特徴や絵本会を始めたきっかけについて、ハラッパ団地の住民でもある主催者の佐々木良美さんにお話を伺いました。
――絵本会を始めたきっかけを教えてください
ハラッパ団地にあるコミュニティスペースを使って、子どもたちだけでなく、大人も一緒に楽しめるようなことができないかな?と思ったのがきっかけです。
そして手軽に、お金をかけず、みんなが笑顔になれる場を作れたら素敵!と思って始めました。
基本的に参加するのにお金はかかりませんが、カラーコピー代だけ皆さんからいただいています。
――
――ハラッパ団地の絵本会ならではの特徴があるとお聞きしました
例えば、図書館の絵本会となると「静かに聞く」「座って聞く」など、図書館のルールがあって、小さなお子さんを連れて行くのは厳しいこともあると思います。
でも、ハラッパ団地の絵本会にはそんなルールは一切なし!
面白い話ならたくさん笑っても良いし、怖い話なら「キャー!」って叫んでも良いです。
びっくりする話なら「えー!!」って言うのも当たり前。
話の内容にあったリアクションでゆるく楽しんでもらえれば良し!って感じです。
そして絵本を読んだ後は、大人も一緒になって間違い探しなどもやります。
子どもたちよりも、大人の方のほうが真剣になってしまう様子が面白いですね。
こんな風に皆で楽しいイベントを開催できるのも、友達やご近所さんに恵まれているおかげです。本当に助けられて生きています(笑)
――
今回は子どもが12名、大人6名と、多くの方が参加しました。ここで、参加した皆さんの声をご紹介したいと思います。
――参加した皆さんからの声
・今回が初参加でした。最初の10分は緊張した顔をしていたうちの子。でも後々、真剣に笑っていました(笑)
・途中から絵本に飽きていたようですが、終わった後に感想を聞いてみたところ「すごく楽しかった!また聞きたい!」と言っていたので、次も参加したいと思います。
・初めて参加してから、うちの娘は数日前から楽しみにしてくれるようになりました。
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参加した皆さんもすごく楽しんでいるようですね。
子どもも大人も楽しめるハラッパ団地の絵本会。
ぜひ、ご参加してみてください。