今回のハラッパ団地のイベント紹介は、梅シロップ&梅干し作りの体験です。
梅には疲労回復効果があり、これからどんどん暑くなっていく季節にはぴったり!
まずは「梅シロップ」作りの様子から紹介していきます。
炭酸水や冷たい水などで割ると、美味しい梅ジュースを楽しめる梅シロップ。
そんな梅シロップを作るには以下の3つを用意します。
・熟す前の硬い青梅…500g
・氷砂糖…500g
・保存瓶…1.5~2L容量のもの
下処理の流れとしては「梅の黒いヘタを取り除く」→「梅を洗う」→「しっかりと水気をふき取る」という形になります。
※時間に余裕があれば日の当たらず、ほこりの少ないところで1~2時間ほど乾かすとGood
梅一つひとつのヘタを取り除いたり、水気をふき取ったりするので、とても地味な作業…。
でも、それは美味しい梅シロップを作るためには欠かせない大事な作業でもあります。
子どもたちも、黙々とがんばってくれました!
また、梅ジュースを長期間保存するために、保存瓶の殺菌も欠かせません。
熱湯で殺菌した後、アルコールをしみ込ませた布巾で全体を拭くとより安心ですよ。
ここまで準備ができたら、後は下処理をした青梅と氷砂糖を交互に入れていくだけ。
とっても簡単ですね!
青梅と氷砂糖を入れた保存瓶は、日の当たらない涼しい場所に置いておきます。
1日に2~3回ほど、瓶を傾けながら混ぜるのも忘れずに。
ここから1週間から10日ほどでシロップが出来上がってきます。
そして、保存した期間によって以下のような梅シロップを楽しめます。
・1週間から10日…少しあわい風味だけれど、香りの良い梅シロップ
・3週間ほど…しっかりとした風味で、濃厚な梅シロップ
いずれにしても、梅シロップができるまでちょっと時間が必要になります。
まずは1週間ほど我慢です!
梅シロップの後は、梅干し作りにも挑戦していきます。
準備するのはこちら。
・熟す前の硬い青梅…500g
・焼酎…大さじ2
・塩…70g
・重石用の塩…1kg
・保存瓶…1.5~2L容量のもの
下処理も梅シロップとほぼ同じ。
「梅を洗う」→「しっかりと水気をふき取る」→「ヘタを取り除く」という流れです。
またまた地味な作業になりましたが、美味しい梅干しにするために大事なこと。
皆さんお疲れ様でした!
続いて、梅をボウルに入れて全体に焼酎をまぶす作業、梅シロップと同じく保存瓶を消毒していきます。
準備ができたら、塩が全体に行きわたるように梅と塩を交互に入れていきます。
全て入れ終えたら、表面をラップでしっかりと覆っていきましょう。
最後に重石を入れるのですが、塩1kgをポリ袋に入れたもので代用すると便利です。
後は日の当たらない涼しい場所に保存しておき、1、2ヶ月ほどで食べられるようになります。
楽しみですね!
今回は梅シロップと梅干しをメインにご紹介しましたが、梅酒づくりに挑戦した方もいらっしゃいました。
梅酒といえば、ロックでも美味しいですし、ソーダ割りなんかも良いですよね!
梅シロップは最低1週間、梅干しは1、2ヶ月ほどで美味しくいただけるようになります。
今から楽しみに待ちましょう!