埼玉県草加市にある「ハラッパ団地・草加」は、「新しくて、あったかくて、どこか懐かしい」そんな場所を目指して生まれた「リノベーション団地」。
家族だけでなく地域の人とも思いやりのある関係を築き、家族のかたちが変わっても見守り合えるような環境を目指しています。
「ハラッパ団・草加」では、敷地内の畑で野菜を育てる「ハタケ部」を中心にさまざまなイベントを開催してきました。
今回は6月26日に行われたじゃがいもの収穫とサツマイモの植え付けをリポートします!
ハタケ部では、6月の最後の日曜日の午後、2月頃に植えたジャガイモの収穫とサツマイモの植え付けを行いました。
今年は、日本中で梅雨がほとんどなかったこともあり、深刻な水不足に陥ってしまいました。
本来であれば、6月は雨がたくさん降って土に水が入る時期ですが、水不足は「ハラッパ団地」の作物の育成にも影響を与えているようです。
うねの形成には砂遊びと同じで水分が必要ですが、水分が充分でなかったため、追加で水を補う作業も行われました。
今回植えたサツマイモは、去年に引き続き「紅はるか」「シルクスイート」「安納芋」の3種類です。
この3種類のサツマイモは、色も見た目も味もそれぞれ違います。
「サツマイモ」と一括りにしないで、植え付けから収穫までを通じて3種類の特徴を学ぶことで、子ども達の食育につながればという期待も込められているようです。
ハタケ部の細越さんは、「基本的にサツマイモは強いので、雑草を取り除き、時々水やりをすれば元気に育ちます。
植え付けから収穫まで約4ヶ月程度なので10月の終わり頃には、3種類のサツマイモを収穫し、食べ比べることができるでしょう。」
と今後の見通しについてお話されました。
今後も、ハタケ部の活動とともに、イベントの様子や住民の皆さんの声をお届け致します。