春の足音が聞こえてくる3月20日。
今回のハタケ部では、畑に堆肥ともみ殻、米ぬか、おが屑を漉き込む作業、味噌作り、柑橘食べ比べと盛り沢山の内容でした。
それでは、早速いってみましょう!
「畑に漉き込む」とは、鋤(すき)という農具を使って畑を耕したことから転じた言葉なのだそうです。
今回は「堆肥」「もみ殻」「米ぬか」「おが屑」を畑に漉き込んだわけですが、それぞれの効果を簡単にご説明しますね。
「堆肥」は、すでにご存知かもしれませんが、土壌の通気性や保水性、排水性が良くなるだけでなく、
畑には欠かせないミミズの活動を活発化させるなど、いろんなメリットがあります。
「もみ殻」は、土の温度が上がりすぎるの抑えたり、水分の蒸発を抑えたり、他にも草が生えにくくなるといった効果があります。
「米ぬか」は、植物の根付きを強くし健康な成長を促進するほか、野菜の香りや味を良くしてくれるなどの効果もあります。
「おが屑」も他のと同じく、土壌の通気性や保湿性を高めたり、植物の根付きを強くする効果が期待できます。
美味しい野菜のために、みんなで一生懸命に漉き込み作業をがんばりました!
野菜にとっての畑は、人間にとってのお家のようなもの。
元気で健康に育ってもらえるように素敵なお家ができました。
去年も味噌作りをしたのですが、その時に作った味噌は山梨県産でした。
そして、今年は石川県産の味噌を作ってみることに。
仕入先の生産者さんにお話を聞いてみたところ、熟成させる場所は冷蔵庫が良いとのこと。というのも昨今の夏は酷暑で、その中で常温で置いておくのは厳しいとのお話しでした。常温だと色は黒っぽく味噌らしさが強くなり、冷蔵だと白っぽくまろやかな味わいに仕上がるとのことで、どちらが良いかご家庭で話してもらうことになりました。
いろんな柑橘の食べ比べをしましたが、中でもとっても大きな晩白柚(ばんぺいゆ)に注目が集まりました。
晩白柚は、果汁は少なめですが、爽やかな香りとサクサクとした食感が特徴の柑橘です。甘くてさっぱりとした後味で、いくらでも食べれそうでした!
畑での作業や味噌作りの後ということもあり、より美味しく感じたのではないでしょうか。
実は、今年2月にハラッパ団地へ転居されてきた方が初参加されていたので、ご感想をいただきました。
「2月にハラッパ団地に転居してきて今回は初めて皆さんとふれあうことができ、とても良い1日になりました。これからの生活がますます楽しみになりました!」
ハタケ部の活動へは初めての参加で少し緊張していらっしゃったかもしれませんが、楽しんでいただけたようで良かったです!
今回は、3月のハタケ部の活動をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
これから春に向けて少しずつ暖かくなってくるとともに、花粉症が猛威を振るう季節にもなりますので、花粉対策も忘れずに!
ハタケ部は、今後もみんなが楽しく、美味しいと思ってもらえるようなイベントを開催していきますので、ぜひご参加くださいね。